説明
◆トリキュラーの解説◆
トリキュラーは自然なホルモン分泌パターンに似せて薬の総含有量を低く抑えた、段階型三相性の低用量ピルで、国内向けの「トリキュラー」と同じ成分のものです。
日本では広く普及しており、確実に避妊できる限界までホルモン量を下げているため、他のホルモン剤と比べ副作用は少ないことで有名な低用量ピルの一つです。
トリキュラーは1960年代前半に、安全性、確実性が認められた製剤として導入されたピルの一つです。
主に排卵を抑え、子宮内膜変化による着床を抑え、頸管粘膜変化により精子通過を阻害して、避妊効果を発揮します。
卵胞ホルモン 配合量は21日間同一ですが、黄体ホルモン(プロゲストーゲン)の配合量が6日→5日→10日と3段階に多くなります。
これは、前半に不要の黄体ホルモンを極力少なくして、自然のホルモン分泌パターンと真似ることで、高い避妊効果を維持しつつ一周期あたりのホルモン総含有量を低減させるためです。
その他特徴として、当商品は、第二世代の黄体ホルモンと呼ばれ、第一世代よりも作用が強いという特徴があります。
トリキュラーは、排卵を抑制し受精をさせないことで、避妊効果を期待しますが、卵巣がんの予防にも効果があることが分かっています。
[使用について]
生理初日に、トリキュラーEDを、服用し始め(1錠/1日)、その次の日からも矢印に従って服用ます。
※それぞれの錠剤に含まれる有効成分の量が違う為、必ず順番に従って服用してください。
初日以降も、トリキュラーEDを1日1錠を服用します。
基本的に、24時間の間隔となるよう服用することが望ましいとされています。 全て服用し終わった次の日には、例え生理期間が続いていたとしても、日にちを空けないで、新しいトリキュラーEDを継続して服用してください。
※これは、新しいシートから服用し始めるとき、いつも同じ曜日から初め、同じ曜日で終わる事を意味します。
トリキュラーEDは初めの21日分に有効成分が含まれ(3種類)、その後の7日分は大きめの白い錠剤の偽薬になっています。
※この偽薬を服用している期間に生理が来ます。
これは服用の習慣を忘れないようにし、次回の開始時期を間違うことがないようにする為の工夫です。
◆詳細◆
製造元:Bayer 社
成分:レボノルゲストレル・エチニルエストラジオール
内容量:28錠
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